歩道の段差を甘く見ないで!!
うちの前の道路は、段差の無い歩道がついています。自転車や車椅子などにやさしくなっています。しかし、新設の道路も含めて、まだまだ段差つきの歩道が多くあります。おおちゃくな自動車を排除するには効果ありかもしれませんが、自転車にとっては厳しい環境といえます。
あなたは、自転車で歩道の段差を通過するのにどうしていますか。どかっ!どかっ!と勢い任せで走っていませんか。本格的なマウンテンバイクでもなければ、そんなことはしてはいけません。
普通の自転車(お買い物用、通勤通学用など)は強度や耐久性の点でそこまで考慮されていません。一発で壊れることは少ないにしても、毎日の繰り返しで、ある日突然使用不能になったりします。タイミングが悪ければ、一発でパンクしたり車輪が歪んだり、最悪の場合車体が曲がって即廃車です。もちろん、弾みで転んで大怪我するなど絶対に避けてもらいたいものです。
では、普通の自転車における推奨通過方法です。
まず段差の乗り上げ。20p程の大きな段差は不可です。自転車に負担を与えないトライアルテクニックの達人でもない限りやめたほうが良いでしょう。自転車から降りて押して通過して下さい。5p以下の小さな段差は、あえて乗車したままなら厳重注意して通過して下さい。ここで言う厳重注意とは、十分に減速して、進入角度に注意して、前後の体重移動で衝撃を和らげるよう乗車テクニックを駆使して、・・・ということです。
次に段差降り。乗り上げよりは、少し難易度は低いですが、やはり、あえて乗車したまま降りるなら厳重注意が必要です。大きな段差ならなおさら。小さな段差でも十分注意して下さい。
本格的なマウンテンバイクならその点で有利になります。太いタイヤは、安定感と衝撃吸収性に優れ、乗り手のテクニック不足を補います。車輪や車体の強度も十分余裕があります。こういった段差が連続するような山道を走る設計がなされているからです。ここで勘違いしては困りますが、マウンテンバイクの形をしている自転車でも、比較的安価なものは、この性能が十分でなく、普通の自転車と変わらないものです。立派なサスペンションが付いていても、太いタイヤが付いていても、基本性能は「ママチャリ」並みか、それ以下だったりします。
では逆に、普通の自転車よりタイヤが細いロードレーサーなどの場合です。段差の乗り降りは基本的にすべて不可です。歩道はもちろん車道のアスファルトの継ぎ目の3pの段差でさえ、厳重注意しないとトラブルの元です。速く、遠くまで、楽して走れるロードレーサーはそのかわりに強度や耐久性は劣ります。あくまで普通自転車に比べての話で、品質が劣るわけではなく、軽量化など走りの性能を突き詰めた結果です。少しだけ気をつけて路面を選んで走れば問題ありません。
補足ですが、自転車で歩道を走るときは、歩行者に迷惑や恐怖心を与えないように。当然ですが、歩道では歩行者優先です。周りの人にも、機材(自転車)にもやさしい走りを。
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