ダウンヒルなんて簡単だい!
(2003/04/20)
スキー場のゲレンデ。雪が無い季節にしか行かなくなって、もう何年にもなります。G.W.の連休ごろから、おまちかねの「グリーンシーズン(マウンテンバイク向けの営業)」が始まります。ダウンヒルというと難しいものと引いてしまう方は改心して下さい。
自転車に乗っていて何が楽しいかといえば、風を切って進むスピード感だと思います。もちろん自分の脚力だけを頼りに走るのも気持ちよいのですが、少し追い風だったり下り坂だったりして、思った以上に加速したりすると快感もまた加速します。特に、下り斜面やコーナーで、重力や反動を利用して加速できたりすると、ペダルを漕いだ時とはまた違った気持ち良さ。よくブランコに例えられるあの感覚です。自らのコントロールを楽しむジェットコースターなのです。それを得る為の辛い上り坂、時間がとられる登り坂を、ゴンドラやリフトで省略できるのが、ゲレンデダウンヒルです。そう、スキーやボードのゲレンデ遊びと同じですね。すでにマウンテンバイクにハマッテいてゲレンデ未体験の方は、対向車を気にしないで、思いっきり攻める下りの快感を想像して下さい。
それでも危険だからと敬遠する方もあります。危険なのは、初心者、上級者にかかわらず、自分の技量を超えることをしようとするからです。自分の制御できるスピードを超えてしまうからです。下見も練習もしないで難しいセクションに突っ込もうとするからです。
スポーツだから、スリルも必要で、そのリスクもあります。最低限の装備として、ヘルメットとグローブは用意して下さい。(いずれにしても、この2点は普段の一般走行でもお薦め。ロード用、クロスカントリー用の流用でも可。)加えて、ひじ、膝のプロテクターもあると安心。つまらん擦傷が防げます。本気の方は、初めから、ダウンヒル用のフルフェイスヘルメット、肩や脊椎も守るボディープロテクターなどそれに越したことは無い。
本来は、怪我をしたくない人、うまく走れない初心者の人こそ、本格的な装備が必要なのですが、装備に応じた抑えた走りができれば問題ありません。事実、初めはたいしたスピードが出て無くても、とてもスリリングで、オッカナくて、暴れる自転車にしがみ付いているのに精一杯で、いざ転んだりしても軽症で済んだりする。ところが、慣れてきて、腕前も上達してくると、結構平気で速いスピード出てたりして、転倒も少なくなるのだが、それでもいざ転んだりするとハイスピードの分、ダメージも大きくなる。
性格的に抑えの効かない人、レースで結果を残す走りをする人、初心者でもハイスペックのダウンヒルマシンの方は、実力以上の無理をしがちですので、ちゃんとしたプロテクターの使用を強力にお勧めします。
高額な機材に恐れおののいている方もあります。確かに、競技で使うのなら、自転車だけで40万がひとつの目安です。それ以下では、中途半端にもの足らず、結局すぐに買い替え、もしくは10万単位のパーツ交換などで、かえって割高に。でも、遊びのゲレンデダウンヒルなら20万でも楽しめます。コースを体験するだけなら10万未満でも何とかなります。何とかなるが、快適性と耐久性はちょっとだけ我慢がいります。さすがに5〜6万以下となると危険な場合もあるので、あえてお勧めしませんが。(価格はすべて実売価格。定価ではありません。)スペックの高いマシンほど、サスペンションがより衝撃を緩和し、軽い力でよく効くブレーキで、無理をしても簡単に壊れない丈夫さで、ご予算をお許しいただけるのなら、体力やテクニックのおぼつかない初心者の方などにこそ、レベルの高いマシンは走りにゆとりをもたらし、楽しい時間がすごせます。
とはいえ、まずは、いつもの使い慣れたマウンテンバイクで挑戦するのが良いです。加えてタイヤをダウンヒル向けのものに交換するなど、ちょっとしたアレンジでより楽しい走りとなります。
また各ゲレンデにはレンタルも用意されていますので、これを利用するのもよいですが、数に限りもあるようで、朝一で臨むことをお勧めします。もちろん、『BikinG』のイベント時にはうちのレンタルもご利用いただけます。
お薦めゲレンデのひとつ、「富士見パノラマスキー場」をご紹介しましょう。多彩なコースは、初級者優先で安心のCコース、テクニカルながらスピードが出にくくてリジット(サスペンションは前だけ)でも楽しめるBコース、レースで使用される本格派のAコース。ゲレンデ外にも多数の林道があり、ツーリング気分の走りもあり。裏技は、一般林道を逆走(?)してのヒルクライム。アドベンチャー派にお薦めは、ガレガレ林道から登って、山頂周回コースを回って、ダウンヒルして一周。林道では対向する自転車や自動車に十分注意して。オンロードで山頂手前まで行ける林道もあり、ダウンヒル以外の用途のマウンテンバイクだけでなく、ロードレーサーでも楽しめるエリアです。もちろん、帰りには、いい感じの露天風呂の温泉もあります。
さて、今年は何回ゲレンデ行けるかな。
次回の予定
2005/07/23-24★富士見パノラマ
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