八曾の一大事です(里山遊びの問題提起その1)
(2003/05/26)
うちのメンバーにとってホームコースのように親しんできた『八曾』のエリアにこの春(2003年のG.W.頃か?)こんな看板が立ちました。
「国有林内につき、
無許可の車両、バイク(MTB含む)の
乗り入れを禁止します。」
まずは、謙虚に受け止めましょう。
元々、ここのキャンプ場のエリアにはゲートがあり、自動車の乗り入れを制限した趣のあるキャンプ場でした。ゲートの注意書きに、『MTB含む』の文言こそありませんでしたが、言わば黙認状態だったと思われます。ここへきて、改めて看板が立てられた理由として、特にトラブルがあったのかは未確認ですが、過去にも一時期MTB禁止となった時には、自転車対歩行者の交通事故があり、その責任問題も生じたと聞いています。マナーに関しては、お互いに気を付けなければならないのですが、ある意味で共存の為の住み分けも必要かと考えます。銀座の歩行者天国のような状況では、自転車を気持ちよく流すことは出来ません。これまでもハイカーの多い季節や時間帯、ルートは避けるように遊んでいました。別の理由もあり、夏より冬(降雪時除く)、整備されたハイキング道より一般には入りにくい獣道のような作業道のほうが、マウンテンバイクには快適で楽しい。結果として自主規制となっていたかもしれませんが。
それにしてもうれしいかな悲しいかな、ハイキングもMTBも数が増えすぎました。昔は良かったなどとは言いませんが、山丸ごと貸切のようで、快適な占有面積が得られていました。出会いがなければ対人事故も起こるはずもない。自然破壊に準ずる行為も十分な許容範囲内で、大自然の回復力のほうが勝っていたでしょう。昔のCMで『・・・残していいのは足跡だけ。』とありましたが、小さな足跡も数が膨大になれば、自然環境も荒れていくでしょう。数が増えることで問題が大きくなる事として、車でのアプローチもあります。事実上路上駐車ですので、駐禁ではないにしても、すれ違いに支障が出るようになれば問題が表面化します。少し遠くても我々にはマウンテンバイクがあります。合法的なスペースを確保しましょうとあえて提案します。
さて、指しあたる問題として、ホームコースの一部が乗り入れ禁止であることが示されました。「ガンドウガマ」への入り口にはゲートはありませんが、看板が立ちましたので、ここが禁止エリアのはじまりです。「ヤマノカミ」はエリアの内側と言うことです。「テニスコートへの途中のゴルフ場脇のゲート」は、内から外へ出ていたと解釈できます。「テニスコートへの激下り」のアプローチが失われたことになります。また、緊急時の近道としてキャンプ場のエリアを横切ることもできなくなりました。道路交通法では、自転車を押して歩けば歩行者の扱いとなりますが、この場合距離が長いので現実的ではありません。新しいルートが見つかるとよいのですが。(ただし、道のないところに勝手に道を作ってはいけません。)
八曾などの里山でマウンテンバイクで走らせていただいている道は、元々マウンテンバイクで走るために出来た道ではありません。林業や鉄塔整備の為の作業道であったり、地元の方の生活道路であったり、登山やハイキングの為に整備されたコースだったりするわけで、これを無許可で使わせていただいているのが現実です。だからこそ、少なくとも迷惑とならない行動が求められます。黙認さえ得られないことは、完全排除につながり、これを無視すれば、訴訟問題とも成りかねません。もちろん、盗掘(山菜採りやきのこ採り)や不法投棄はもってのほかで、これと紛らわしい行動すらマイナス行為と考えます(これまでも収穫の季節は避けていました)。その2につづく。
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