ロードレーサーはそんなに辛いのか!?
(2003/07/30)
ロードレーサーというジャンルの自転車があります。(自転車専門誌など見ないような)一般の方は、「競輪の自転車」と勘違いされているあれです。細いタイヤなので、絶対乗りこなせないと思い込んでいるあれです。ちょっと借りて乗ってみて、やっぱり怖いと誤解しているあれです。
先週末から公開中の「茄子/アンダルシアの夏」のイベントで、高坂監督と羽鳥アナウンサー(日テレ/ズームイン朝のメインキャスター。実況役で声の出演。)が、日テレから新宿の映画館までロードレーサーで走った模様をズームイン朝でやっていました。監督は経験者の噂どうり、カモシカのような美しいふくらはぎで、それはさまになっていました。羽鳥アナは初体験とのことで、おっかなびっくり。ほんの数キロの目的地までの間、腰が痛いの連発。パオパオジャージにヘルメット、真っ赤なロードレーサーで格好は決まっていたのだが。運動不足と本人も言い訳していましたが、素人には無理、もう2度と乗りたくない、と言いたげでした。
もちろん、ロードレーサーは競技志向の強い自転車で、お買い物用自転車しか乗ったことの無い人には違和感が大きいかも。ただしこの違和感は「慣れ」によって解決することが多い。経験を繰り返すことにより、不足していた筋力が自然に鍛えられて、ラクになる事もあります。一度乗っただけで結論を出しては、本物の楽しさを知る前に終わってしまいます。
具体的に、よく言われる違和感として、「ハンドルが低くて、遠い」だから「前屈みの姿勢がキツイ」そして「ふらふらしてまっすぐ走る事すら不安定」です。
ハンドルの位置はその方が人間エンジンのパワーを有効に引き出すことが出来るからです。その姿勢がキツイのは、確かに筋力不足、柔軟性不足かも。自分の上半身の体重を背筋や腕で支えきれていないのかも。この点は、あえてマシンやウェイトを使った筋トレなどしなくても、楽しんで乗っているうちに自然と鍛えられます。そして、姿勢が安定してくると自転車の走りも安定してきます。また設計上も、ゆっくり低速よりも高速で飛ばしているほうが安定するようになっていたりする。まさにレーサーなのです。
少しの「慣れ」とコツさえつかめば、誰でもレーサーになれる自転車がロードレーサーなのです。健康な大人ならば特にトレーニングなどしなくても、琵琶湖一周も乗鞍制覇も出来てしまう自転車なのです。それだけ人間エンジンを有効に引き出すことが求められるある意味究極の自転車なのですが、その性能は乗る人個々の体のサイズや乗り方、エンジンの特性などに合っているかどうかによって決まります。カーボンやチタンといった最先端の高価なロードレーサーであっても、乗る人のサイズに合ってなければ意味がありません。それどころか、サイズの合わない自転車で走り込みすれば、腰や脚に無理が生じて体を壊すことにもなりかねません。お買い物用自転車のように、ごく短距離、ごく短時間の使用であれば問題も大きくならないのですが。
サイズを選ぶ上で、初心者の方は混乱すると思います。サドルの高さ、ハンドルとの位置関係などは、1センチ違っても良かったり悪かったりします。実際の話、身長だけで判断すると大失敗します。同じ身長でも、腕の長短、脚の長短など人それぞれです。海外ブランドでは、日本人体型に合わないこともよくある事で。既製品の改造(ハンドルなどのパーツ交換)では対応しきれない場合もあり、オーダーメイドをお薦めする一番の理由です。(オーダーメイドといっても特別高価なわけではなく、10万程からご用意できます。)
自転車を用意したところで、最終的なポジション合わせや乗り方走り方で、初心者の方はまた悩むところかと思います。ゴルフやスキーだって始めからうまくは出来ません。自己流で始めると上達も遅れ、楽しさがわかる前に投げ出してしまうかもしれません。
あれこれ悩む前にまずはお気軽に自転車屋『BikinG』にご相談下さい。レンタルもあります。うちのイベントで一緒に遊びながら、目指すは「ツール・ド・フランス」!?
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