冬こそマウンテンバイク
(2003/10/22)
秋も深まり、ちょっと寒い季節となりまして、外で遊ぶのも辛いな、自転車もしんどいな、・・・など言ってるあなたは人生で損をしています。冬こそマウンテンバイクのベストシーズンなのです。豪雪地帯の方には申し訳ありませんが、当地では春夏秋よりも返って冬が良いのです。
天候気候でいえば、太平洋側特有の乾いた晴天が多いこの季節は、路面コンディションも良好に保たれる。積雪が問題になるのも、一冬でせいぜい10日か20日程です。気温はもちろん低いですので、寒さが苦手な方は敬遠したくなるかもしれませんが、元々自転車は、特に負荷の大きいマウンテンバイクは体の発熱量も多く、運動前はちょっと寒さが身に凍みるぐらいの気候のほうがちょうど良い。汗もそれほどかくことも無く、夏の暑い日に死にそうな思いで走るよりもよほど快適に遊べます。
冬は、生物の活動が鈍ることも、マウンテンバイク遊びには都合が良い。いやな虫がいない。くもの巣や毛虫に妨げられることも無い。蜂もブヨもいない。植物も休眠中で、下草も枯れて路面も走りやすい。木立の葉っぱも落ちて、夏は薄暗い林の中も明るく、暖かい日差しが気持ちよい。そして、人間も少なく、混雑無く、冬こそ快適です。
裏返して考えましょう。
夏は、暑くてたまらんので、標高の高い涼しい高原やスキー場のゲレンデで遊ぶのが良い。ゲレンデ行きたくても、冬は雪で閉ざされてしまいます。スパイクタイヤでざくざく走るのも楽しそうな気もしますが。
普段はロードレーサー乗っている方も、冬はちと辛い。ロードレーサーはどんな自転車よりも低負荷で楽々走れてしまうのが災いして、走っても走っても体が温まりません。それどころか、速いスピードで走れてしまうので、空冷効果も高く、体は冷える一方です。夏は快適なのですが、気温が低いときはそれなりの覚悟(防寒装備)が必要です。その点で運動の負荷が高いマウンテンバイクのオフロード走行は、体もすぐに温まって、冬に適した自転車遊びです。実際プロのロード選手も、オフトレーニングの一環で、マウンテンバイクを取り入れてたりしています。そこではまって、マウンテンバイクに転向しちゃったりした選手もいます。
キーンと冷えた空気の中、白い息の音がリズミカルに続く。快晴の冬の朝、サクサクと落ち葉を踏みしめるタイヤ。ウォーミングアップの最初の上り坂が終わる頃には、体から湯気が上がり、ジャケットを1枚脱ぐとちょうど気持ちよい。体があったまったところで、小休止のついでにしっかりとストレッチなどして、一口水分補給して、さあここからが本番です。シングルトラックを楽しむには、肩に力が入ってはいけません。根っこがぽこぽこ、岩ぽこぽこ。ひじ、膝関節をやわらかく使って、うまく避けたり乗り越えたり。ペダルも闇雲に踏めば後輪は空回りして失速。氷上を歩くように慎重にペダリング。一瞬の急な登りは大胆にペダリング。小さなダウンヒルも勢いで行っちゃう。非日常の緊張の緩急が心地よい。いつものコースも、暑い季節よりスタミナ消費は少ない。余力を残しての終了後は、それでも結構汗かいていますので、すぐに着替えるか、温泉でうるおいアップ。風邪ひかないように。
スキーやボードだけが冬のスポーツじゃありません。近場の里山遊びも、冬が旬です。
★次回の里山バイキング
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